『生長の家三拾年史』¥8400 日本教文社 昭和34年 箱入 さまざまが宗教があるなか、それを邪教かどうか見分けるひとつの基準があります。 それは「ウチぢゃないと救はれないよ」と云ふかどうか、です。 新宗教団体「生長の家」がその点どうなのかは知りませんが、 恐らく開祖の谷口雅春氏の雰囲気から拝察するにさういふことはないやうにお見受けします(すくなくとも初代のうちは)。 「生長の家」は『生命の実相』「甘露の法雨」といふもの通して病気が全快したといふ人が全国で続出したことでその教勢を伸ばしたと云はれてをります。 どういふことかといへば、つまり「ほんとは病気なんて存在しないんだよ」といふことを悟らせてくれた、といふことらしいです。 そんなことは仏教だって大昔から云ってゐることで、なにも「生長の家」が初めて云ひだしたといふことではないでせう。 「般若心経」だって畢竟さういふことになります。 ただ、谷口雅春氏はそれを現代人の心情にフィットするカタチで提供したといふところに大きな功績があるのだと思ひます。 つまり「般若心経」にも同じことが書いてあるのだけど、読んでもピンとこない。 それを「甘露の法雨」を読んだことで突然、ストンと頓悟してしまふ。 すべては「縁」の問題、卑近に云へば「タイミング」の問題ですね。 そんな団体の三十年史記念出版物です。教団の歩みがたくさんの写真とともに紹介されてをります。
(担当 山口ケン)
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