岩井の本棚 「2008ベスト」 第2回

グランドカオス・渋谷店・名古屋店スタッフ編

皆さんにとって、注目・気になった作品はそれぞれあったと思いますが、世間的には、東村アキコと中村光というふたりの女性作家への注目が高い1年でしたね。

まんだらけでも「聖☆おにいさん」が売れたことで既刊の「荒川アンダーザブリッジ」もよく動く(1巻がコミック売上総合ランキング25位でした)という現象が起きました。 ちなみにこの25位の冊数は、ローゼンメイデン新装版の1巻とかヒャッコの1巻の3倍の売れ行きですから、どれくらい凄かったかが分かると思います。

東村アキコ先生はやっぱりウイング関先生が大ハマリでしたね。関先生車内でもすごくファン多いです。

さて「2008ベスト」第2回は
大阪・なんばのアメリカ村にあるグランドカオスと、
東京・渋谷のセンター街にある渋谷店と、
名古屋・大須の電気街にある名古屋店です。

うん、いいオチになりましたね。

2008年ベストマンガ


芳文社 蒼樹うめ「ひだまりスケッチ」

今年は自分のなかでは4コマブーム。なかでもやはり「ひだまりスケッチ」は一番おもしろかったです。 描いてることは、ほんとになにげない日常生活でしかないのに、何かホッとできてクスッと笑える要素が満載です。 日々、忙しい中の生活に必要な癒しがあるのかもしれません。
自己紹介
ラノベ大好き、魔法少女リリカルなのは大好きのコミックスタッフ森田です。来 年は元気よく色んな物事にしつこく(?)をモットーにがんばります。
2008年気になったニュース
身内話ですがグランドカオスの移転が一番のニュースです
近況
東京で研修中です。

グランドカオス コミック担当 森田俊之

今年読んだコミックベスト


「よんでますよ、アザゼルさん。」久保保久

ハイテンションギャグにはまりました。
自己紹介
まんだらけグランドカオスのコミック担当スタッフ。オシャレとお笑いと女の子が大好きです。今日もお客様のためにバリバリ頑張ります!
2008年に気になったニュース
やっぱりローゼン麻生首相によるマンガ・アニメ関連銘柄の急騰でしょうか。
近況
日本橋から流行の街アメリカ村に移ってお店の方向性、お客様の求めるもの、店頭での商品の展開など日々勉強の毎日です。

グランドカオス コミック担当 松原央奈

2008年ベスト


「きのう何食べた?」よしながふみ

……読んでるだけで作りたくなるような料理マンガは久しぶりでした。大げさな誇張がないですし。
自己紹介
グランドカオスコミックスタッフ安田です。
お酒が好きです。滝田ゆうや、山口瞳みたいな、酒の飲み方に憧れますね。体壊しそうですけど。
2008年に起こったニュース
秋葉原の殺人事件……実際にその時期中野に研修に行っていましたので。
コンプレックスの周りでも、警察の警備体制が厳しく、事件の重大さを感じさせられました。
近況
ドラゴンボール検定を実施するため、今更ながらドラゴンボールを熟読する日々です。(12月10日現在)

グランドカオス コミック担当 安田知晃

今年読んだコミックベスト


「とらわれごっこ」サカモトミク

とにかく胸キュンです!サカモトミク先生の描くヒロインの笑顔に癒されます。
自己紹介
まんだらけグランドカオス唯一のレディース担当です。
少女マンガ大好き!ボーイズラブも普通に読みます。たまにBLCD聴くこともあります。今では立派な腐男子です(二次元限定)
2008年に気になったニュース
自民党と民主党による大連立構想が実現しかけたが、民主党内の猛反発で立ち消えに。 そのせいで小沢代表の民主党代表辞任騒動に発展。何か、有権者が置いてきぼりで「永田町の論理」だけが先行しただけで、ただ、政治不信を増大させただけに感じました。
近況
今秋は約2カ月間、中野本店での研修がありました。レディースの店頭を作っていく上でとても勉強になりました。そして、腐男子化が一気に進みました。

グランドカオス コミック担当 岡本正之

2008年ベスト


「スケッチブック」小箱とたん

癒しは今の人間に必要な栄養素だと言っても良いです。
刺激などより癒しでのんびりゆっくりと行きましょう。お仕事で疲れた社会人などにお勧めです。
自己紹介
グランドカオスコミック担当奥中悠揮です。
コミックスタッフの中では一番若いので一生懸命がんばります!勇者指令ダグオンが大好きです。
2008年に気になったニュース
月刊コミックブレイドに「ARIA」の作者 天野こずえの新連載「あまんちゅ」が新連載。
近況
友人が近い内にコミックブレイドに連載する可能性が出てきました。
本人はまだ誰も手を出していない未開拓のジャンルを描くそうなのでかなり期待できます。

グランドカオス コミック担当 奥中悠揮

渋谷店の松下です。本・ラノベ担当です。特にラノベでは負けません!


今年一番のニュースといえば、やはり渋谷店の目の前にブックオフが出来た事でしょうか?いろんな意味で刺激になりました。 後はやはりアニメ化ラッシュ。漫画原作のアニメ、ドラマが深夜枠を中心にすごい本数、放送されましたね。
アニメに適さない作品、アニメ化して欲しくなかった作品も結構あったりして、アニメ化=本が売れるというのも絶対ではなくなってきています。 まあ、このアニメラッシュは当分続きそうですが・・・

さて、自分の2008ベストです。誰もが楽しんで読める作品中心のベスト5+番外1です。

角川 ぷよ「涼宮ハルヒちゃんの憂鬱」

まずはコレ!いや〜笑いました。表紙だけでこれは面白い!って確信しましたもん。 勿論ハルヒのパロディなので、ハルヒを知らないと意味が分からない部分もありますが、知らなくても充分面白いです。 他のハルヒ漫画がアレなだけに・・・ねぇ。
今年は聖☆おにいさんとか良質のギャグ漫画の勢いを感じましたね。

メディアワークス 絶叫「とらドラ!」

ラノベ原作のコミックの中ではピカ1です。特に絵が最高!
原作小説も面白いですが、「とらドラ!」はアニメ、小説、コミックで全て違う魅力があります。 ちなみに自分は、小説は「みのりん」、アニメは「亜美ちゃん」、コミックは「大河」が好きです。
これでこそ、アニメ化、コミック化の意味があるというもの!
今年、メディアミックスで魅力が増した数少ない作品!

講談社 やまと虹一「プラモ狂四郎」

言わずとしれたボンボンの傑作漫画。
今年、文庫で復刻しました。いや、待ってましたよ!
で、久しぶりに読んでみましたが、やっぱり面白いです。
当時はガンプラブームの真っただ中、異常な盛り上がりを見せ、作中のMSがキット化したりもしました。 いや、誰もが漫画の中のシュミレーターに憧れましたもん。
「戦場の絆」のように実際にガンダムに乗っている感覚のゲームも出てきましたし、いつかは自分の作ったMSで戦える時代が来るんでしょうかねぇ。 あーあ、超戦士ガンダム野郎も文庫で出ないかなぁ〜

集英社 能條純一「ばりごく麺」

とにかく榊原麺太が格好良い!
能條氏の漫画は何だかいつも仰々しいですが、今回は料理漫画、更に馴染みやすいラーメンなので読みやすいです。 とはいっても能條氏なので、これから色々な人の過去やら人生が絡んできて、更に味わい深い漫画になってくるとは思いますが。 まだ始まったばかりですが、今、個人的には次の巻が待ちどおしい作品ベストかも。

小学館 さそうあきら「おくりびと」

映画化作品のコミカライズはあまり出来が良くない事が多いのですが、やはり、さそうあきらは一味違います! 納棺師という職業をはじめて知ったのですが、納棺の儀式の厳粛な空気や登場人物たちの強い信念、人々の心のふれあいにぐっと心をつかまれました。
久しぶりに涙した良作です。

番外編 ライトノベル

小学館 ガガガ文庫 犬村小六「とある飛空士への追憶」

ライトノベルを挙げるときりがないですが、担当としては、一つくらい紹介したいので入れました。 で、「とある飛空士への追憶」は今年一番気に入った作品。
小説では読んでいて情景が浮かぶ作品も数多くありますが、こんなに清々しいのは久しぶり! 飛空戦の迫力!ラストの綺麗さ!素晴らしいです。 萌えキャラやおっぱいが沢山出てくる作品が多い中、正統派の作品の良さを感じました。
まあ、萌えキャラも好きなんですけど・・・

渋谷店 松下

「昆虫探偵ヨシダヨシミ」青空大地 講談社 モーニングKC


2008年も色々と虫が活躍した漫画がありましたが、 そんな虫コミ(虫が活躍する漫画)の中でもまさかヨシダヨシミが単行本化するとは思いませんでした。
初掲載は2003年、モーニングで発表されたものの、2004年以降は年に2・3回程度の掲載。 忘れた頃に現れては特に強烈なインパクトを与えるでもなく消えていくような存在で、何気なく買ったこの単行本を読むまでは完璧忘れてました。

内容はシンプルで、人間以外の生き物とも会話ができる探偵ヨシダヨシミが助手のインコと犬をつれて、カブトムシやバッタの素行調査や人(虫)探しをするオハナシ。 人間よりも人間(虫)臭いやりとりや、虫を知り尽くした作者ならではの下ネタなどを単行本で一気読みすると、気持ちよかったり気持ち悪かったり・・・ 本屋さんで探すときは背表紙が背表紙なだけに、ヤ行の棚にささってる場合があるのでご注意を。
自己紹介
ハンミョウ大好き!

ビンテージコミック担当の小山です。

1位「わたしを有明につれてって」上連雀三平


某巨大同人誌即売会で東6ホールのトイレにて行為したカップルは永遠に結ばれるという…
”靖子さん、いつかひかりを有明に連れてって!そして伝説の東6トイレでひかりを犯してください!“

地方で同人活動を続ける靖子の前に表れた小学生のひかり。
古本屋で二人は、いい仲となり同人活動に加わる。
やがて漫画が認められた靖子は東京行きを決意。
「ひかりが16歳になるまで待つ、一緒に行こう」だが、ひかりは素直に喜べない…。
というのが大まかなストーリーです。

引退宣言直後に出された、上連雀名義5冊目の単行本。
はたして期待は裏切られませんでした。
独特の上連雀ワールドはもちろんですが、その紙背にはある寂しげな感じは何だろな…。

2位「マコちゃんのリップクリーム2巻」尾玉なみえ

福満しげゆき先生が初めて単行本2巻が出たというならば「マコちゃんのリップクリーム」まだ続きそうなので、尾玉なみえ先生は初の3冊目突入です。

3位「お父さんのネジ」渡辺和博

ガロのバックナンバー買うと必ず渡辺和博先生の短編が載っていました。それで好きになりました。

4位「夢色お兄ちゃん」藤枝奈巳絵

こちらの“なみえ”も好きです。 登場人物は皆、腰が低く礼儀正しくてホッとさせられますね。

5位「結婚しなくてもいいですか?すーちゃんの明日」

最初るきさんみたいな話かと思ってました。

6位「劇画漂流」辰巳ヨシヒロ

辰巳ヨシヒロ先生の一代記。表情が素敵。

7位「みつどもえ4〜6巻」桜井のりお

次女がお父さんのことが大好きで毎日お風呂一緒に入ってるという設定が好きです。

8位「コミックペド」ハッチ

幼女モノにしてやっていることは、ささやななえ先生「凍りついた瞳」と同じ。 過去作品の「慈愛学園サンライズ」も良かったです。

9位「闇金ウシジマくん」真鍋昌平

映画でいえば柳町光男監督みたいな話。 スピリッツを読むときはプンプンの絵を見て、そのあとにウシジマくん読みます。

10位「僕の小規模な生活2巻」福満しげゆき

まんだらけがネタになってました。
自己紹介/近況
渋谷店少年スタッフ南です。
今年3月半ばに渋谷店に変わりました。
広いワンフロアの店内をぐるぐるしていて、週末にブログ感覚で趣味的なトピックスをあげて一人で喜んでいます。
BOOK・OFFがすぐ隣りにできたことが事件でした。
休憩時間や(たまに)閉店後に寄ってっています。

渋谷店 南

渋谷店少年コミック担当、サブプライム問題に揺れる未曾有(ミゾウユウ)の金融危機とゲリラ豪雨に怯える、アラフォー目前の金髪豚野郎こと清水です。あなたとは違うんです。よし!なんだか2008年っぽい!!


今年はなんだかあっちゅー間でした。毎年思うことなのですが今年は特に。
とはいうものの「一年を振りかえる」となるとなーんにも思い出せない。そんなもんです。
やはりこの歳になるとアンチエイジングいや、アンチエイジングゥ〜!(2008年っぽい)という言葉がどうしても他人事ではなくなります。 しかし!身体は衰えようとも心は永遠の中学生。昭和の中坊魂です。チャリンコでウィリーしまくり!

それでは、どうぞ!

「今日からヒットマン」むとうひろし

平凡な35歳サラリーマンがある日ひょんな事から名うての殺し屋の“2代目”に。
引き継ぎの仕方、そして頼りないながらもなんだかんだとその世界で実績を積み重ねていくという、ジャッキー・チェンの「奇蹟」にも少し似た裏街道出世物語。

ベースはコメディでも戦闘シーンはとても痛快で、理屈抜きでスカッと楽しめるアクションエンタメです。 パートナーのヒロイン、ちなつとの関係が全く進展しないのは漫画的に仕方ないのかも知れませんがちょっとじれったいな。そのためか? 増刊ではちなつを主人公にしたスピンオフが展開中。こっちは本編よりエロエロなちなつが満載。

「あんこう 快釣海上捜査線」北原雅紀・作/あきやまひでき・画

“あんこう”こと安藤浩二は九州の海上保安官。海保の漫画と言えば「海猿」が有名ですが、あの作品で描かれた海保の姿はここには微塵も見当たらない。
まず、あんこうは大の釣り好きで勤務中も巡視船で釣りをして、船長の注意も聞かずに釣った魚をさばいて食べてばかり。 海保ものというより釣り漫画、グルメ漫画と言われても仕方ないくらい。

しかし!あんこうはいざ事件が起これば明晰な判断力と海図を見て潮の流れを元に事件解決の糸口を見つけていく特殊な能力で仕事はきっちりこなすのだ。 組織的には落ちこぼれでやりたい放題、しかし大きな仕事をやってのける、「相棒」の水谷豊的なクールさ。
正統的なデキる男もカッコいいけど、こういう人間にも憧れてしまうのも事実。
個人的には常に手を頭の上で組み、どんな時でもヘラヘラした表情の変わらないあんこうのキャラ設定が大好きです。

「ワイルドナイツ」古泉智浩

漫画アクション誌にて連載。現時点で未単行本化。時間の問題ですが。
やはり主人公はパッとしない、もう若者とは言えない中年はじめの男。
子供まで産ませて別れた彼女と裁判で争い養育費を払う日々。

そんな自分、または日常を打破すべく空手を習いヤンキー狩りを始める。
毎回トビラに書かれたキャッチスレーズ“倒すぞヤンキー ハメるぞギャル!!”。
およそ30男の発想ではないが、実に分かりやすい!
しかし晴れない心。やがてテレクラやフーゾクの女にハマったりと迷走は続く。

テキトーに生きてきた人生、これからやり直すのも決して遅くはない。
自分を変える努力にもがくのは辛い。
「でも、それが男ってもんでしょうがよ」という主人公のセリフに全てが集約されていた。
久々に雑誌を順番無視して読まさせられた作品だった。

「笑える子羊」岡本健太郎

ヤングマガジン誌で最近始まったギャグ漫画。前作は同じくヤンマガの「愛斜堂」。 こちらはオフィスが舞台でしたが、今作は主人公が女子高生コンビ!JKです。

漫才が好きで稽古に打ち込み、校内に漫才部を設立しようと教師陣を説得すべく漫才の面白さを伝えようと教師や生徒の前で漫才を披露するも全くウケたことがない、えっちゃんとバビン(秀逸なあだ名!!)。
何より登場人物のやりとりが本当に面白い!!今の若者ってバラエティやお笑い全盛のテレビを見て育ってるから会話もテレビ的センスのある人ばかりだけど、本当に笑わせるほどの人って実は、少ない。

でも彼女達は漫才こそつまらないけど毎回本気で笑っちゃう。「べしゃり暮らし」と違って主人公を女の子にしたのは大正解であったろう。 「愛斜堂」では感じなかったテンションと、この人こんなに絵ヘタだったっけ?
という二つのインパクトに毎回胸が躍ります。

「みんな生きてる」原克玄

スピリッツ誌にて連載中。ナンセンスギャグのショートものですが、 最初は“狙いすぎ”の感があって好きではなかったのですが、読むうちに回によって当たりはずれが激しいという特徴に気が付きました。。
その分ハマッた時は電車の中で困ってしまうほど笑いをこらえるのに必死になります。 個人的にはなぜか続き物に発展した「ムササビ第四形態」がツボでした。

「奇跡のヒト」土屋ガロン・作/張慶二郎・画

多額の借金のカタに冷凍睡眠の実験台となって20年の時を経て目覚め社会復帰を目指す男の物語。 テーマが壮大な割りには物語は男の日常を淡々と辿るように進行していく。
何とも気負いの感じられない、クールでやたらと女にモテる主人公。しかしそれが却って話にリアリティ感をもたらしている。
大人のファンタジーとはこういうものなのか。

渋谷店 清水

「ガラスの城」わたなべまさこ


全力で幸せになるため突き進むイサドラの激しすぎる気性に惹かれました。
悪企みしている時の不敵な笑み、成功した時のしてやったり顔が可愛らしくてビックリです。

「ラブレターフロム地獄」早見純

自分の中でNO.1トラウマ作家です。
本当に読み応えがあります。切実だと思いました。

「化物家族」川島のりかず

幸せは人それぞれ違うと改めて感じました。
この作品にかぎらずですが、川島のりかずさんの描くハッピーエンドには、読んでいておいていかれます。その感じがたまらないです。
自己紹介
渋谷店で主に少女コミックを担当している上田です、まわっていて新たな発見が多いです。

渋谷店 上田

「JIN-仁-」村上もとか


村上もとか先生と言えば六三四の剣を真っ先に思い浮かべます。
自分の中でのスポーツマンガの最高峰であり、バイブル的作品です。
読んでない方は騙されたと思って読んでみて下さい。人生観が変わるかも?

村上もとか先生が、医者が幕末にタイムスリップし、現代の医術を使って生命を助けるけど、 本来は助からない命であり、歴史を変えてしまうかもしれないという葛藤に主人公が苦しむ姿を描いた漫画を描いている、 という事を集英社提供のインターネットラジオ、バクバクON AIR!という番組で知り、あらすじを聞いただけで速攻で最新刊まで揃えてしまいました。

読んで見ると百聞は一見にしかずとはまさにこの事。想像を超えた面白さがそこにありました。 最初は幕末の偉人達をバシバシ助けてあっという間に歴史を変えるのかと思えば、助ける人は庶民や花魁などの一般人が多い事に驚きました。 (もちろん、何人かの有名人は助けていますが)なので、とてもリアルに感じ自分の中で素直に物語を素直に受け入れる事が出来ました。 そして、現代の医術が幕末の最先端の技術を持った外国人の医者達に影響を与える様は痛快ですらありました。 医者の漫画は沢山あって、もうネタはないんじゃないの?と思っていたのですが、こんな手があったのかと久々に感嘆しました。 読んでいない方は六三四の剣と共に読んでみて下さい!(出版社は違うけど)
2008年に気になったニュース
アメリカ発世界大不況。我が愛知県の巨大会社も大ピンチ! ちょっと前まで好景気て言われてたのに。まさに一寸先は闇ですね。
近況
最近、頭の中に消しゴムが出来たみたいでどんどん物事を忘れてしまいます・・・。 でも、イヤな事も忘れるのでプラスマイナスゼロかも知れませんね!レッツ、ポジティブシンキング!!
自己紹介
サラ・ベルナールと浅野真澄さんを愛してやまない坂元です。名古屋店でDEEPと 声優グッズを担当しています。お持ちの方は名古屋店まで!

名古屋店 坂元

「みそララ」宮原るり


内容は普通のOLだった女の子が夢のデザイン会社に再就職。
そこから始まるサクセスストーリーです。
挫折を味わいながらも、前向きに歩き続ける主人公がかなり共感出来ます。

現在2巻まで出ていて、最近の4コマ特有(?)の別コミックの恋愛ラボとの関連性もファンならずとも購買意欲をそそられます。 萌え4コマが流行っていますが、そのまんがタイムきららの元祖、まんがタイムに連載中です。
自己紹介
4コマ漫画が大好きなお兄さんです。去年書きましたが、ポヨポヨ観察日記はア ニメ化するべきです。 でも、コミック担当ではありません。
2008年に気になったニュース
最近ドアラをニュースで見ませんね。
近況
三十路街道まっしぐら。温泉に行きたいですね。(強い願望)

名古屋店 加藤一平

今年一番「やっちゃった…」コミック


「すとぽに」広輪凪

なんつーか!!!ジャケ買い。ただそれだけ。あの巨乳(超乳)がボクを狂わせた。
ストレートの髪だと文科系、ポニーテールにすると体育系になる女の子(中学生)のお話。
ただ、その初期設定よりも巨乳ネタを多く採用してるので小学校高学年〜中学生のオトコノコにオススメ。 オトナのボクもだまされました。
読後感としては「嗚呼…」というのが素直な感想。
でも購入後から帰宅→読むまでのあのワクワク感は近年感じなかったのでここに記します。 あと、広輪センセイ、18禁同人誌を描いてるのですがやっぱり「嗚呼…」って思いました。

今年一番「イッた」コミック

「包丁人味平」牛次郎:原作 ビッグ錠:作画

名古屋店で全巻セットで売ってたので衝動買いした料理マンガ。 前半の料理勝負(と言えるのか)にはさんざん横槍が入るし、なんなんだと思ってたら、18〜19巻のカレー戦争終盤が最高! 敵のカレー将軍こと鼻田香作の料理人のプライド・意地・そして狂気が心を打った。 あんまりに麻薬成分を含むスパイスを嗅ぎすぎてしまったため、ご乱心。 まさに将軍から神に…!グラディウスの伝説から神話へ…!みたいなモンですかね。 一度買取カウンターであんなことしてみたい。あんなこととはここでは言えない。 その将軍の生き様にイッた!
自己紹介
名古屋店DEEPの一番下っ端。 なんだか髪の毛の伸びが早くなったような気がする。 あと、もみ上げが妙にフランス貴族みたいにカールしだした。年なのかなぁ。
2008年に気になったニュース
原油高騰でコミケ企業グッズが値上がりしたこと。社会の繋がりが連綿としてることを改めて認識。 あとかんなぎのナギ様中古騒動。下級生2にもこーいうのあったよね?
近況
最近、家に帰るのが遅くなって家族と不協和音。特に父親と会話マジ無いよ…。 家族サービスに努めなきゃマジでヤバいと思う今日この頃。

名古屋店 DEEP担当 袴田

※この記事は2009年1月7日に掲載したものです。

お問い合わせ (営業時間:12:00〜20:00)

まんだらけ中野店(詳しい店舗地図はこちら)
〒164-0001 東京都中野区中野5-52-15
TEL:03-3228-0007 / e-mail:nakano@mandarake.co.jp