ものすごく個人的な趣味の話ですが、担当はTRPGが好きです。
このコラムをわざわざ見ていただいている方には、TRPGとは?という文章は蛇足も蛇足だと思いますが、それでも型どおりに説明するならば、『複数でやるRPG形式のアナログゲーム』というところが一番簡素でしょうか。
一人ひとりが自分の分身のキャラクターを扱い、さらにはゲームをつかさどるゲームマスターなる人まで必要なので、最低でも3〜4人は遊ぶメンツがいるという、およそ流行しそうにない要素があるため、現在に至るまで大流行したことは一度もありません。 ただし、ライトノベルとの関係、ということになると話は変わってきます。
(図1)
ちなみに「リプレイ」というのは、これまたこのコラムをわざわざ見ていただいている方には説明は蛇足だと思いますが、TRPGの実際にプレイした様子を文章にしたもので、おそらく海外にはないであろうというのが、グループSNE代表安田均先生の言葉です。
そしてこのリプレイが、ライトノベルの中では無視することのできない位置を占めています。
ライトノベル黎明期の1988年に、富士見書房から刊行された「ドラゴンマガジン」史上にて、あるリプレイが掲載されました。
(図2)
次回もTRPG、というよりリプレイの話です。
(担当 有冨)