電子遊戯広場
第11回 オイルパニック
このコーナーが始まって今回で第11回。 これまでを見てくると、マイナーゲームが結構幅をきかせていて、どうもいけないような気がしたので、初心にかえり、G&Wを紹介します。 今回はオイルパニック。 マルチスクリーン(上下2画面を使用したタイプ)のゲームで、ガソリンスタンド? の2Fにある事務所から… ジム(仮名)「オイルが漏れているではないかぁーーーーー!! 何とかしないと…。そうだ、僕がバケツでオイルをこぼさないようにするから…。オーイッ、ボブーーー(仮名)、溜まったオイルを下で受け取ってくれーーーっ」 ボブ「よしわかった。だけどジムが、どっちからオイルをこぼすのか分からないから、俺は下でウロウロしてるぜーーー」 という二人が悪い解決策を選んだのをゲームにしたものです。 しかもボブとジムの息がピッタリ合わないと、外にいるお客様にオイルをかけてしまうという悲惨なゲームなんです。 僕ならば血を三つ置いて、配管工の業者さんを呼んで直してもらいます。 そうすれば、このオイルパニックというゲームも誕生しなかったでしょう。ってオイッ!!それじゃ意味ないやんけーーー。 と、まぁ、つまらない冗談はおいといて、このゲームは上下の2画面を実にうまく利用して作られたものです。 キャラクターも愛らしく、ミスをしても憎めない表情などは一見の価値ありです。 当時はよく売れたゲームで、結構出回っていたのですが、最近、完品で見かけるのが少なくなったように思います。 そこで、なんば店ではこちらのオイルパニックを6,000円にて買取り致します。 お持ちの方は、ぜひなんば店までおいでください。 ほとんどのゲームってよく見ていると、要領の悪いキャラクターがいて、はじめてゲームとして成立しているようで、なんとも複雑な心境になります。
−この記事は2004年4月2日に掲載したものです−
[ 担当 佐藤 ] |