電子遊戯広場
電子遊戯広場 第114回 交流戦も大詰め!!俺だってこのゲームで…「熱血スタジアム カードベースボール」
前回の更新から約2ヵ月。電子ゲームを探す旅に出ていまして、ようやく戻ってまいりました。これからもどうぞヨロシク。 さて今回は、ただいまプロ野球も日本生命主催セ・パ交流戦が行われており、火〜に地は阪神の応援で忙しい僕ですが、数ある野球の電子ゲームの中でも遊んで純粋におもしろいと思えるゲームを紹介します。 1989年にバンダイから発売された、熱血スタジアムカードベースボール。 このゲームにはたくさんのシステムが内蔵されており、1人または2人でプレイ可能で、12チーム192名の選手データ、守備も打者によって変えられるシフト守備、投手は3種のスピード、7パターンの変化球を使い分けられ、ランナーは盗塁、タッチアップもできるなど、おおよそ野球ゲームで必要な駆け引きはすべてできるという驚きのゲームなんです。 画面左側でピッチャーとバッターの真剣勝負のスクリーン、右側は球場全体のスクリーンと、2画面をうまく分けてあります。普通にプレイしてみても本当に名勝負が展開されるような難易度と迫力のサウンドが、プレイヤーをさらに盛り上げてくれます。 さらに、このゲームは付属のデータカード“Lチーム(ライジンズ)”と“Gチーム(ガイヤーズ)”を使用することで、リリーフピッチャーや代打などの勝負をより一層盛り上げる工夫がなされています。 ここで疑問? 僕は当然のごとくTチーム(タイタニーズ)を使用するのですが、リリーフまたは代打にはLチームの工能やGチームの駒間が出てくるんです。 リリーフカーに乗って登場してきて普通に投げたり、いきなりバッターボックスにGチームの駒間が立ってもちょっと困りますよね。 さらに、先程のバッターでアウトになった駒間を、次のバッターでまた代打として使えたりするんです。 この辺は電子ゲーム界の暗黙のルールということで良しとしましょう。 それにしても1989年発売だけに、その当時強かった巨人と西武がモデルとなって、この2チームのカードになった訳ですが、もし今発売するとしたら…。 この話はこの辺でやめておきましょう。 TVゲームは毎年の選手データや実名で登場というのが当たり前の現在ですが、この頃のゲームはチーム名も選手名も少し変えてユニークに仕上がってます。
※そう言えば別のゲームでアイテムを買えるショップ機能付の野球ゲームもあったなぁ。それも気になりますね。
※この記事は2006年6月15日に掲載したものです
(担当 佐藤)
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